高校受験において公立と私立はどう違う?
目次
公立と私立の違いとは?
公立と私立の一般入試と特別選抜・推薦入試の違いとは?
受験勉強はいつから始めるべき?
まとめ
公立と私立の違いとは?
「公立高校」と「私立高校」の違いですが、都道府県立、市立などの高校を「公立高校」と言い、民間人が作った高校を「私立高校」と言います。文部科学省が平成28年に実施した学習費調査によると、「公立高校」の授業料が平均23,368円、「私立高校」の授業料が平均271,835円という結果になりました。「公立高校」より「私立高校」の方が授業料は10倍以上高くなります。しかし、特待生制度があるので私立だから必ず高いとは言い切れません。それに、令和2年4月から私立高校授業料の実質無償化もスタートしていますので公立高校との差はますます減ってきております。また、「私立高校」には「公立高校」に比べ、数多くの施設が備えられてる事が多いです。逆に「公立高校」では、地方自治体が運営してるので、設備の水準は全国で比べても同じぐらいだと言えます。
公立と私立の一般入試と特別選抜・推薦入試の違いとは?
「公立高校」の場合は、一般入試の受験科目数は国語・数学・社会・英語・理科の5教科があります。基本的には自治体ごとに共通の問題が出題されます。1問あたりの配点が高いので、時間配分を工夫して解き終わったあとは必ず振り返るようにして、ケアレスミスをしないようにしましょう。「私立高校」の場合は、国語・英語。数学の3教科が出題されます。「公立高校」に比べ、科目数は少なく難易度が高いのが特徴です。特に、偏差値の高い進学校の入試では、学校の授業内容を理解しただけでは解けない問題も出題されるので入試対策をしっかりと行う必要があります。
また、2回方式を採用してる自治体の「公立高校」では、一般入試以外に、別の判断基準で選抜する試験があります。入試内容はどれも同じで、内申書、面接、小論文・作文の内容で合否を決めることが一般的だと言われてます。一般入試に比べ、合格する人数が少ないので特徴です。
受験勉強はいつから始めるべき?
高校受験対策はすぐにでも始めることをオススメします。中学3年になってから塾に通う方が多いですが、中学3年になってからだと入試対策を中心に行う塾が多いため、それ以前の復習を行う時間を確保する事が難しく、苦手分野の克服がしづらくなる可能性がありますので早めに対策を行うようにしてください。また、塾に通う場合は「集団型」ではなく、「個別型」の授業形式をオススメします。理由は、「集団型」よりも「個別型」の方がわからない事があった時に塾の講師に聞きやすいからです。一人一人のレベルに合わせrて勉強ができるので、わからない事があっても講師にすぐに聞ける環境が整っており、しっかりと理解してから先に進む事ができるので効率良く時間を活用しやすくなります。また、塾では志望校の情報を多く取り揃えているので、入試対策をする上で必要な情報やノウハウを学ぶことができるでしょう。
まとめ
「公立高校」と「私立高校」では受験科目数や難易度が大きく異なるので、どちらの高校を目指すかによって入試対策の仕方が変わります。まずは早めに進路を決めて、早い段階から志望校のレベルに合った対策を行うことが大事になります。