小学生の塾費用はどれくらい？塾を選ぶポイントも併せて紹介

目次

小学生の塾費用は？

塾費用の内訳

塾を選ぶ際のポイント

まとめ

小学生の塾費用は？

【公立小学生】

全学年の平均の塾費用は年間で約5万円です。

【私立小学生】

全学年の平均の塾費用は年間で約22万円です。

公立・私立ともに4年生から費用が増加する傾向にあります。1〜3年生と比べると約2倍の額になります。理由は、高学年になると塾に通い始める子どもが増えたり、中学受験対策などが始まる塾が多いからです。

ただし、この数値は塾に通っていない子どもの分を含めているため、実際はこの数値よりも高い金額がかかると言えます。また、子どもの学年や塾に通う目的によって費用は大きく変わりますので、入塾する前に資料請求するなどきちんと確認するようにしましょう。

塾費用の内訳

【授業料】

小学6年生で週1回通う場合、月額授業料は約1万5千円が相場です。日数や教科数を増やせば、その分費用も掛かります。ただし、1セクションの授業時間は塾によって違うので、費用が安くても時間が短ければ割高になるケースがあります。授業料だけではなく1セクションの時間も確認して比べることが大切です。

また、同じ塾でも授業形式によって金額が変わることがあるので、授業形式も併せて確認するといいでしょう。

【入会金】

入会金の相場は1万〜2万5千円ぐらいです。塾によっては入会金無料や期間限定で入会金が無料になるキャンペーンを実施している塾や、紹介によって入会金が安くなるケースもあります。

【諸経費】

塾の設備管理費や通信費などの諸経費として費用がかかる場合があります。こちらは学年やコースなど関係なく1人につき毎月一定の金額を支払うのが一般的です。諸経費は月額2〜3千円ぐらいが相場です。

【テキスト代】

塾が用意したテキストを使って授業を行うのが一般的です。参考書や問題集など、目的や教科によって使うものが変わります。相場は1教科あたり約3千円です。塾によってはテキスト代が毎月の授業料に含まれたり、テキスト代が無料の場合もあります。

塾を選ぶ際のポイント

【費用】

多くの塾では月謝制で費用がかかります。費用が高すぎる塾を選んだ場合、毎月家庭への負担が大きくなりますのできちんと確認しましょう。

また、料金体系を明確に説明していない塾もあり、入塾させた後に教材費などの名目で追加料金を請求される可能性がありますので、事前に確認するようにしましょう。

【通いやすさ】

継続して通うためにも負担を感じずに通塾できる距離がベストです。塾から家が遠い場合、通うことに対して苦痛を感じてしまう可能性があります。勉強意欲があるのに、距離や時間の問題で意欲がなくなってしまうと本末転倒です。

また、家からの距離だけではなく、学校からの距離も考慮しましょう。家から塾が多少離れていても学校から近ければ、通学路の途中で塾に通うことが可能になりますので、勉強に苦手意識を抱かせないためにも、子どもが通いやすい塾を選ぶことが大切です。

【実績】

志望校合格を目標に塾に通わせるのであれば、合格実績に注目しましょう。その塾からどれくらいレベルの学校にどれぐらいの人数が合格したのかを把握しておきましょう。

また、合格数だけではなく合格率も把握しましょう。合格数だけで判断するのではなく、合格率も確認して判断するといいでしょう。

【サポート】

塾選びのポイントとしてサポート体制を確認することは欠かせません。当然、授業の質も大事ですが、色んな悩みを相談できるのが塾の強みです。たとえば、情報量が多い塾の方が進路相談などをした場合に正確に答えられる可能性が高いです。

受験を控えてる子供からすれば、受験は大きなプレッシャーに感じるでしょう。経験豊富な塾講師から勉強方法やコツを教えてもらったり、進路についての悩みを相談できるなどサポート体制がしっかりしてる塾であれば子供も安心して勉強に取り組むことができます。

まとめ

今回は塾の費用や選ぶポイントについて紹介しました。当然、塾を選定する上で費用は大事ですが、費用だけではなく、目的や子供に合ってるかどうかも考えましょう。事前に通う目的を明確にして、気になる塾の体験に行ったり資料請求したりなど事前準備をきちんと行うようにしましょう。