四谷大塚の費用や実績、口コミについて紹介
四谷大塚の実績、費用、口コミ、入塾テスト、気になる事件などをお伝えします。ぜひ最後までご覧ください!
目次
四谷大塚とは
創業1954年、東京都中野区に本部を置く中学受験のみに特化した歴史のある大手進学塾です。
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に35教室を展開しています。
中堅校から難関校まで多数の合格実績を持ち、幅広い受験対策が可能です。
実績
開成123名、麻布68名、灘45名、桜蔭57名、女子学院65名と御三家や難関校への合格実績は強いです。また難関校だけでなく中堅校の合格実績も非常に良いです。
四谷大塚は中堅校から難関校へ幅広い受験を視野に入れ合格を目指している方に適しています。
コースの特徴
5週に1度の組分けテストの結果により、成績順にS/C/B/A/αの5つのコースに組分けされます。
また6年生9月以降は一部の校舎限定ですが、毎週日曜日に難関校の学校別対策コースが開講されます。
1クラスの人数は低学年で10-12名、高学年15-20名と高学年は比較的多いです。
また四谷大塚の大きな特徴として予習がメインとなっており、事前に予習を自身で行い準備して授業に望むという方針のため、自宅学習と自己管理がいかに出来るかが重要になってきます。当然親のサポートや管理も必須となります。
入塾テスト
年長から小6までと対象が幅広く、無料で受けることが出来ます。
3年生までが国語と算数の2科目、4年生からは理科社会を追加した4科目です。
入塾テストの合格率は50%と厳しい基準ですが、何度でも受験することが可能です。
このテストでは偏差値50以上を目安としていて、この基準は中堅校を目指す対象となっています。
また子どもがテスト受講中に保護者説明会を実施するので、保護者の付き添いは必須です。
体験授業
四谷大塚は1週間丸ごと体験授業を無料で受講できます。多くの進学塾で1日無料体験授業は実施していますが、1週間ずっと無料で体験可能なのは大手塾の中では四谷大塚だけです。
気になる費用
6年生4科目での1年間にかかる費用(税込み)は下記の図の通り、合計約120万です。
学年が上がるにつれて難易度も上がり、個別指導や家庭教師などで補う子も多いです。
入会金 | 22,000円 |
毎月授業料 〜8月 | 57,750円 |
毎月授業料 9月〜 | 79,750円 |
合不合判定テスト6回分 | 31,680円 |
教材費 | 20,000円 |
講習受講料(春夏秋) | 440,000円 |
総額 | 1,201,180円 |
四谷大塚公式HPより引用抜粋 四谷大塚HP
口コミ
・講師の層が厚い
・駅から近く校舎も清潔
・講師の質にばらつきがある
・授業内容がよく高い授業料に見合っている
・宿題の量が多くない分、いかに自主的に取り組めるかが肝になる
・クラス替えテストが定期的にあり学力に応じた環境で勉強が出来る
・教材はカラーで重要な箇所の太字や資料や写真も多数掲載され非常に分かりやすくて良かった
塾ナビHPより引用抜粋
事件
衝撃的なニュースがありました。2023年二子玉川校にて男子講師2名が共謀し、女子児童のわいせつな動画を盗撮し、コミュニティサイト上に児童の個人情報付きで投稿したというものです。
まさか自分の子どもを通わせている塾でこんな事件が起きたらと考えると恐ろしいです。
もちろん逮捕され懲戒解雇となりましたが、他の講師からも同様に自分の子どもへ被害が及ぶのではと退塾を検討される方もいることでしょう。
再発防止策
四谷大塚という老舗企業の信用を失墜させた事件です。
当然、企業としては謝罪会見を行い再発防止策も発表しました。講師やスタッフに対して、スマートフォンなどの撮影機器の教室内への持ち込みを禁止するとともに、授業の様子がリアルタイムに確認できる「ライブモニタリングシステム」を導入すると発表しました。
また従業員の採用試験において、心理学専門家の指導の下、心理分析テストや性格分析テストの活用をして、適切な人物の採用の厳格化に努めていくと発表しました。
まとめ
四谷大塚への入塾に対して不安視する方もいらっしゃるでしょう。企業内外でも保護者や生徒内でも厳しい目が向けられている中で、講師陣には生徒の模範となるよう期待したいです。
入塾基準は厳しいですが、生徒全体の学力レベルが高い環境で学べるというメリットもあります。
まずは入塾テストを受け、1週間にわたる長い体験授業を通してお子さまに合っているかじっくりと検討してみてはいかがでしょうか。