中学受験するべき?中学受験をするべき家庭の特徴3つを紹介!
中学受験はするべき?
中学受験をするために必要なこと
中学受験は「親の受験」
中学受験をすべき家庭の特徴3つ
子供により良い教育を受けてもらいたいと考えている親にとって、子供が入学する学校も良いところに入ってほしいと思いますよね。特に、中学受験が必要となる学校は気になるけど、「中学受験ってよくわからない」と考える方は多いと思います。
しかし大事な自分の子供のためです。正しい情報を知って、中学受験についても、しっかりと考えたいですよね。
この記事では、中学受験するべきか悩んでいて、「ひとまず受験について知りたい!」とお考えの方のために、中学受験の基本情報をまとめました。
中学受験をうまく乗り切るためには、情報が非常に重要になります。ぜひ参考にしてみてください!
中学受験はするべき?
・どれくらいの人が中学受験をしているの?
30年前だと、中学受験に挑戦する子供の数は、非常に少なかったのではないでしょうか。ところが近年、中学受験をする子供の数は増加傾向にあります。現在では、東京だと約4人に1人が、全国でも10人に1人が中学受験しているようです。
もちろん、受験した全員が受験校に進学できるわけではありません。しかし、この数字は想像以上だと感じた方が多いのではないでしょうか。
これは「中高一貫校で有名大学への受験に備えよう」「国立中学校で先進的な教育を受けることで子どもの多様性を伸ばそう」と考える親が増えたためだと考えられます。
大学に入学することが当たり前になった今、より良い大学に入ってもらうために、早い段階からより良い教育を受けてもらおう、と考える親は少なくないようです。
・中学受験の良さってなに?
では、中学受験の良さとは何なんでしょうか。
これは多くありますが、大きく3つの理由が挙げられるかと思います。
①学校の教育理念に沿って、子どもを教育できる
中学受験を要する私立や国立、公立の中学校は、学校ごとにそれぞれ教育理念が異なります。
具体的には、大学受験対策がしっかりとできる学校や、長所を伸ばすことに力を入れている学校、国際教育に力を入れている学校などがあります。
ただ単に地元の中学校に進学するのではなく、共感できる教育理念を掲げる学校で、子供に教育を受けさせることで、親は安心して子どもを預けられるのです。
②大学受験の準備がしっかりとできる
中学受験を要する中学校の多くが中高一貫教育を行なっています。中高一貫教育では高校受験対策をする必要がなく、一貫したカリキュラムで中学から高校への学習を進められるため、学習進度が早くなります。
多くの中高一貫校では高2の段階で高3の内容が終了しており、最後の1年間を受験対策のために使用できるため、大学受験の準備をしっかりと行えます。
③優秀な友人と友達になれる
人の成長において環境は重要になります。中学受験という厳しい試練を乗り越えた人たちに囲まれて勉強することは、子供の成長にとってプラスに働きます。また、中学や高校の友人は、大人になってからも交流することが多いので、多様な業界に優秀な友人を将来的に持つことができます。
中学受験するために必要なこと
では、中学受験するためにはどのようなことをする必要があるのでしょうか。
・情報収集
まずは、情報収集が必要です。中学受験者は増えたとは言っても、東京でさえ全体の4分の1の小学生しか受験しないため、情報が十分に得られないことが多いです。
また、中学受験を受ける本人はまだ小学生のため、情報収集を自分で行うことはむずかしいです。そのため、親が多くの情報を収集して、それを子供に共有する必要があります。
・塾
中学受験するお子さんの多くは塾に通うことになります。これは私立中学校などの試験では、小学校で習わない範囲の問題も出題されるからです。
・スケジュールやお子さんのやる気の管理
塾に入るとなると、宿題や塾への送り迎えなどが必要になりますよね。また、お友達と遊ぶ時間も減ってしまうので、お子さんのやる気が下がってしまう時もあるかもしれません。
そういったスケジュールや、やる気の管理を親が行う必要があります。
中学受験は「親の受験」
中学受験は「親の受験」と言われるほど、親の負担が大きい受験になります。
情報収集やスケジュール、やる気の管理を親が引き受ける必要があることを上述しましたが、さらに、中学受験申込の手続き、塾で食べるお弁当を作る必要も出てくるかもしれません。
金銭的にも負担は大きく、塾の費用や模擬試験の申し込み、送り迎え、受験料などがかかってきます。
これまでの生活にプラスしてこれらを行うのって、かなりしんどいですよね。
・両親の思いが一致していることが大切
そのため、中学受験を行う場合、両親が「この学校に入ってほしい」と心から願うことが大切です。精神的、時間的、金銭的負担が親にかかるので、両親のどちらかだけが熱心で、もう一方は無関心、という状況では、最もきつい時期にどちらかが根を上げてしまうかもしれません。
そうなってしまうと、子どもの受験に影響が出てしまいます。
中学受験をする場合は、家族でしっかりと話し合って、全員の合意を取ってから動き始めるようにしましょう。
中学受験すべき家庭の特徴3つ
今まで話してきたことを踏まえて、中学受験すべき家庭の特徴を3つお示しします!
①家庭で教育方針が固まっている家庭
家庭で教育方針が固まっている家庭の場合、地元の中学校に子供が進むよりも、より家庭の教育方針に近い中学校へ進学した方が、子どもの成長を安心して見守っていられます。
②優秀な友人と友達になってほしい家庭
子供の周りの友人が、優秀な人たちであってほしいと考える場合でも、中学受験をした方が良いでしょう。
中学受験は過酷なため、その試練を乗り越える胆力や能力のある優秀な方々と一緒に、学校生活を送ることは子どもの成長に良い影響を与えるでしょう。また、そうした方々との関係は子供の今後の財産になります。
③子供のためにお金や時間を使うことを厭わない家庭
中学受験では親の協力が必要になることが多いです。そのため、親が、子供のために時間やお金を使えるかは、中学受験を受ける上で重要なポイントになります。
子供のためにある程度、家庭のリソースを割ける家庭であれば、中学受験に臨むこともできるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
中学受験は子供にとってメリットが多い一方で、親にとっても子供にとっても負担のかかることです。
そのため、教育方針がしっかりと定まっており、子供のためにお金や時間を使うことができる家庭でないと難しいという面もあります。
これらの情報をもとに中学受験を検討したくなった方は、早速、他の記事にも目を通して、中学受験についての情報収集を行なってみてください。