【数学編】勉強法をマスターして中学受験合格を勝ち取る
目次
中学受験の算数の特徴とは?
学力を伸ばす基本ステップ
効率よく勉強する方法
まとめ
中学受験の算数の特徴とは?
【内容】
中学入試の難易度は、志望校のレベルによって違います。小学校で習った内容が出題されるケースもありますが、多くの中学校では、平均的な内容より難易度が高い問題が出題されます。また、応用問題が多いのも特徴ですので、公式だけ暗記しておけば解けるような問題だけではなく、根本的な理解ができてないと解けない問題もあります。
加えて、ひとつの公式だけでは解答できない問題もあります。そうした問題は広い範囲での学習成果が試されます。中学受験の中でも特にレベルが高いので、点数が稼ぎづらい問題になります。
【配点】
多くの中学校では、受験における算数の配点が他の科目より高く設定されている可能性が高いです。算数を落としてしまうと合否に大きく影響しますので注意が必要です。
また、算数の一科目受験を実施している学校もあります。算数は義務教育の中でも特に将来役に立つ教科と言われており、受験対策を行う上で集中的に学ぶ必要があります。
【差がつきやすい】
算数は公式を覚えていないと問題を解くことができませんので勘に頼るのは難しいと言えます。なので、算数は得意、苦手がはっきり分かれて差が開きやすい教科になります。
実際に、合格者と不合格者の総合得点を比較したところ、算数で差がついていることが明らかになったデータもあります。算数以外の科目で点数を稼げていても、算数で大きく差がついてしまうと合格できない可能性があります。
行きたい学校が算数を重視している場合、しっかりと対策をする必要があります。
学力を伸ばす基本ステップ
【計算力】
学力を伸ばすステップとして、まずは計算力をつけるのは欠かせません。算数には色んな問題がありますが、計算せずに解ける問題はほとんどありません。成績が上がらない人の多くは、この計算が素早く正確にできていない可能性が高いです。
算数は基礎から応用へ実力をつけていく必要があります。基礎が分からないと難しい問題が解けないというのが算数の特徴です。仮に、解き方が分かったとしても、その問題を解く上で必要な計算を間違えたら正解できません。ですので、計算力をつけることが成績アップに繋がる1番の近道です。
【基礎問題】
計算問題が身についたあとは、算数の基礎問題と呼ばれる問題とその解き方を覚えましょう。問題集の最初のページに載っている問題のことを基礎問題と言います。
同じ問題でもいいので、たくさん繰りかえし解いて問題の解法を覚えましょう。基礎問題が正確に解けるレベルになるまで繰り返し行い、数字や形式が変わっても難なく解けるようになるのが理想的です。
【応用力】
計算をマスターして、基礎問題もきちんと理解できるようになったら、応用力を身につけるステップに移行しましょう。応用力に対して難しいイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、応用問題は基礎問題の組み合わせで構成されてますので、応用力とは出題された問題を基礎問題に分解して考えられる力のことです。できる限りたくさんの問題に取り組んで、色んなパターンに触れておくといいでしょう。
効率よく勉強する方法
まずは、入試の日程から逆算してスケジュールを立てましょう。また、1日に勉強する量と時間の目標を設定しましょう。勉強する時間が多ければ問題ないと考えてる人も多いと思いますが、勉強内容を決めずにダラダラとするだけの勉強では意味がありません。
そういった状況に陥らないように、事前にその日にこなす勉強量と時間の目標設定をしてください。
加えて、自分が決めた目標を意識しながら勉強に取り組んでください。そうすれば、自然と入試を受ける際に必要な時間配分を意識しながら問題を解く力が身につきます。
また、隙間時間を有効活用するのもオススメです。塾の合間やお風呂時間、電車の時間など日常生活の中にある隙間時間をしっかりと活用して他の受験生と差をつけて少しでも合格確率を上げる努力をしましょう。
まとめ
中学受験の算数は、差がつきやすい教科なので、自分に合わせた勉強法で対策をする必要があります。合格に必要な学力が足りない場合や受験まで時間がない場合は、効率的に学習することが重要になります。
また、算数は計算ができればいいというわけではなく、公式を覚えたり、分野が範囲が広いので苦手意識を持ちやすい教科です。苦手分野を克服しながら成績アップを目指す必要があるので、現時点での学力と合格に必要な学力との差をきちんと把握し、いつまでにどれくらいペースで勉強していくか、きちんと計画を立てることが受験合格のポイントになります。