【中学生編】数学が苦手な人必見!苦手を克服する方法とは?
目次
学年別つまづくポイント
効率よく学ぶポイント
数学を得意にするコツ
まとめ
学年別つまづくポイント
【1年】
中学1年生では文字式、文字式と方程式の違いでつまずくことが多くみられます。文字式では「x」「y」などの文字が出てきます。意味や計算をするときの扱い方が理解ができず、つまずきます。また、文字式と方程式の理論がどう違うのかを理解できず、混同してしまう人も多いようです。
また、中学の数学では小学の算数には無かった記号や公式などが出てきます。新しいものを覚えることだけに必死になってしまい、過去の復習をすることが難しくなり、小学生で習った内容が分からないまま立ちどまる事も少なくありません。
【2年】
連立方程式、一次関数、図形の証明などの分野でつまずくことがあります。まず、連立方程式は2つ以上の方程式を組み合わせたものを言います。高校受験でよく出題されますので、入試で点数を稼ぐためには連立方程式をマスターすることが必須です。
次に、一次関数では、複数の理論を活用しながら問題を解く必要があるので、複雑に感じてしまい、苦手意識を持つ方が増えています。重要なのは、問題文から重要なキーワードを見つけて公式を用いて解くことです。
図形の証明では、問題文から与えられてる条件を見つけて、そこから導き出せる結論を見つけましょう。結論から照明を逆算してイメージすることが大切です。
【3年】
中学3年生の範囲は、受験に直結するため、難易度がグンと上がります。2次方程式や三平方の定理など、難しい単元が増えます。また、1、2年生で習う別々の単元を組み合わて解いていく応用問題の割合も増えるので、1、2年生の内容を理解できてないと問題を解くことができなくなりますので注意が必要です。
効率よく学ぶポイント
数学を効率よく学ぶには問題演習に積極的に取り組んでいきましょう。学校の教材とは別に問題集や参考書を用意し、自主的に問題を解いていく習慣を身に付けましょう。参考書などには丁寧な説明文が記載されており、問題だけでなく解法など理解を深めながら学習することが可能になります。さらに、繰り返し反復勉強を行うことで、同じような問題が出たときに解き方を思い出すことができ、成績アップにつながります。
また、予習の習慣を身につけることもポイントです。頭に少しでも入れておくことによって、理解することが容易になります。勉強に対して苦手意識があるほど、予習を行うことで授業に集中できるようになります。加えて、予習をすることで事前に分かる、分からないの区別ができます。授業で分からない箇所を集中して聞くことによって理解を深めることができます。
数学を得意にするコツ
公式の意味を覚えていなくても、丸暗記しておけば解ける問題もありますが、あくまで基礎レベルの問題です。応用問題では、どの公式を活用するかを考えなければ解く必要があります。公式の意味について勉強する時間を設けて、理解を深めてから問題を解くようにしましょう。
テストや入試では「この問題はこの解法を使いなさい」などの指定がありません。解法を見つける段階から、本人の実力を試されています。どのような問題でも冷静に解くきっかけを見出すには過去の学習量がものをいいます。これまで解いてきた問題の中からあてはまる種類を思い出すことが大切です。また、応用問題になれば必要な解法が1個とは限りません。複数の解法を組み合わせないと答えられない問題も出てきます。
得意分野と苦手分野は誰にでもあります。大事なのは、苦手分野に直面した時に諦めて放置しないことです。苦手分野の克服は努力次第でどうにでもなります。
克服するための勉強法で大事になるのが反復勉強です。解いたことのある問題でも繰り返し練習することを心がけましょう。問題もみて瞬時に公式を思い出すぐらいの状態を作りましょう。
また、反復勉強を行うことで計算力を高めることもできます。解法が分かっていても、計算に時間がかかりすぎると時間内に問題を解き終わることができません。
数をこなして、積み重ねることで大きい数字でも暗算ができるようになります。計算ミスをすることも減るので正解率が上がって一石二鳥です。
時間配分の練習も大事です。どんなに知識があって、公式を覚えてたとしても時間内に解ききれなければ意味がありません。得意な単元から優先的に解いていき、苦手な単元や問題は後にまわす癖をつけるためにも日頃からタイムウォッチなど使って時間を意識しながら勉強するようにしましょう。
まとめ
苦手だからといって放置していると勉強のモチベーションが上がらず、他の教科にも影響を及ぼす可能性があります。そんな状態に陥らないためにも、ポイントを押さえながら予習・復習を行うことで、最初は難しく感じた問題や単元も理解できるようになります。
勉強全体に苦手意識を持っていたり、受験対策をどうしていいか分からない方は、これを機に個別塾に通うのもひとつの方法です。その人に合ったカリキュラムをこなしていくことで効率よく学ぶことができます。