中学受験の写真はどうやって撮る?撮影で気を付けるポイントも併せて紹介

目次

    中学受験の写真はどうやって撮る?

    撮影方法によるメリット、デメリットを紹介

    撮影するときに気を付けるポイント

    まとめ

中学受験の写真はどうやって撮る?


中学受験の願書に必要となる写真は、基本的には写真館、スピード写真など、どこで撮っても構いません。写真の写りや仕上がりによって合否は決まらないからです。

ただ、写真を撮る時期は一般的に願書提出の3か月以内に撮った写真を使用する学校が多いです。

また、学校ごとに写真サイズや白黒、カラーなどの規定がありますから、受験願書をよく確認してから撮影に臨みましょう。学校によってはスピード写真やスマホで撮影した写真を使えないこともありますので注意してください。写真は直前で併願先を増やすことも考え、必要枚数より多めに持っておくと安心です。

撮影方法によるメリット、デメリットを紹介


写真を撮る方法としては、大きく写真館・スピード写真・スマートフォンがあります。それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

【写真館】
メリットは、やはりクオリティが高い写真が撮れることです。写真館はどんな角度から撮ればよいのか、表情はどうしたらよいかなど、写真を撮るポイントを熟知しています。

また、何枚も撮ることができるので、良い写真を選ぶことができます。デメリットは、金額が高い、受験シーズンになると混む、焼き増しに時間がかかることです。特に有名な写真館だと受験写真を撮りなれている反面予約が取りづらいので、早めの予約をおすすめします。

焼き増しについては写真データをもらっておくと、手軽に行うことができて便利です。
また、最近の中学受験ではミライコンパスというインターネット出願システムがあります。サイトで確認できる利用登録校の中に受験校があれば、写真をデータで取り込むことで印刷の必要なく複数の学校で活用することができます。

写真データは3MBまで、JPEGまたはPNGなどの規定がありますが、写真館ではミライコンパス用のデータを作成してくれるところもあります。

【スピード写真】
メリットは、手軽にすぐ撮れて、値段も手ごろであることです。また、最近は背景を変えたり簡単な肌補正ができたりする写真機もあります。データで受け取りができる場合もあるので、確認しておくと便利です。


デメリットは、やはり写真館と比べると仕上がりに差が出てしまうことです。また、撮影枚数が少ないので納得のいく写真が撮れないこともあります。クオリティを少しでも上げる方法としては、白いハンカチやノートなどを膝上に置いて撮影するのがおすすめです。レフ板の代わりとなって写真写りが良くなります。

【スマートフォン】
メリットは、自宅にいながら手軽に何枚も撮れることですが、大切な中学受験用に使用するのはあまりおすすめしません。最近は証明写真アプリもありますが、やはり自宅での撮影は難しいためです。

また、印刷をしたり規定サイズにカットしたりするのも手間がかかります。どうしても撮れなかった、撮り忘れていた時の最後の手段として活用するとよいでしょう。その際は、光の当たりに気を付けてください。照明の真下だと影ができてしまいます。前方から光が入るようにすると、顔全体が明るい印象になります。


撮影するときに気を付けるポイント


証明写真で合否は決まらないとはいうものの、やはり受験先が最初に見るものですから、できるだけ好印象を与えておきたいというのが心情かと思います。ここでは、写真撮影の際に気を付けるポイントを紹介します。

【服装】
黒や紺のジャケットに白Yシャツやブラウスが一般的です。ジャケットと同色のセーターやカーディガンでもよいでしょう。女子は首元に派手すぎないリボンがあっても構いません。白Yシャツやブラウスはシワが目立つので、着るときにシワがないか注意してください。また、写真の背景によって着こなしに気を付けるとよいです。背景が白であればジャケットの濃い色が映え、逆に背景が濃い色であれば白シャツが映えます。必要に応じて調節するとよいでしょう。もし、制服がある小学校に通っているのであれば、制服着用で問題ありません。

【髪型】
顔の輪郭が見えると明るい印象になります。前髪は目にかからないようにしてください。髪が長ければ、二つに分けて結んだり三つ編みにしたりするなどして、顔が隠れないようにするとよいです。試験官は当日に写真を見て本人確認をするので、できるだけ受験当日と雰囲気が離れすぎないようにしましょう。同様の理由で、眼鏡をかけている場合、当日も使用するのであれば着用して撮影してください。 

まとめ


今回は、中学受験に使用する証明写真の撮り方について紹介しました。いろいろな手段や気を付けることがありますが、まずはとにかく受験校の願書をよく確認して、規定通りに提出することが第一です。また、特に写真館を使用する場合は予約に時間がかかるかもしれません。そうでなくても、中学受験では準備することがたくさんあります。できるだけ早めの対応を心がけて、余裕をもった撮影をすることが大切です。

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